特定疾病保障定期保険を調べました。
東京海上日動あんしん生命から発売されている三大疾病になった際に、一時金を受け取れる保険です。また、保険期間中に三大疾病以外の疾病で亡くなった場合でも、一時金と同額の死亡保険金を受け取ることができます。こちらは定期保険となりますが、同社からは同内容の5年ごと利差配当付の終身保険も発売されています。
三大疾病を患い一時金を受け取った場合の注意点
終身タイプも定期タイプも共通して気をつけなくてはならないのは、三大疾病を患い一時金を受け取った場合、そこで保険は終了してしまい、死亡保険金が受け取ることができません。また、この一時金の支払い要件のガンについても、慎重にならなくてはなりません。ここでの『ガン』の扱いは悪性新生物のみであり上皮内がん、皮膚がん(悪性黒色腫を除く)は支払いの対象にはならないのです。
一時金の支払い要件
また、一時金の支払い要件も見てみましょう。
- 悪性新生物(がん)
被保険者が責任開始期以後、保険期間中に初めて悪性新生物に罹患し、医師により病理組織学的所見(生検)によって診断確定されたとき - 急性心筋梗塞
被保険者が責任開始期以後の疾病を原因として保険期間中に急性心筋梗塞を発病し、その疾病により初めて医師の診療を受けた日からその日を含めて60日以上、労働の制限を必要とする状態(*)が継続したと医師によって診断されたとき
*軽い家事等の軽労働や事務等の座業はできるが、それ以上の活動では制限を必要とする状態 - 脳卒中
被保険者が責任開始期以後の疾病を原因として保険期間中に脳卒中を発病し、その疾病により初めて医師の診療を受けた日からその日を含めて60日以上、言語障害等の他覚的な神経学的後遺症が継続したと医師によって診断されたとき
悪性新生物については、給付は診断確定された時ですが、その他の要件はなかなか渋いものとなっています。脳卒中になったから、はいそうですかと保険金を支払ってくれる保険ではないので、解約返戻金がそれほど旨みのない定期タイプの加入の際は終身タイプよりも細心の注意が必要と言えるでしょう。
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